マンションの図面でよく目にする「1418」「1216」などのこの数字。
部屋番号でもキャッシュカードの暗証番号でもありません。
1日の疲れを癒す大事な「あの場所」の大きさを表す数字、
正解は・・・・お風呂。
浴室として設置される「ユニットバス」の大きさを表す数字です。
例えば「1418」なら、横幅1400mm×奥行き1600mm、
「1216」なら、横幅1200mm×奥行き1600mmという意味です。
ここで注意していただきたいのがこの数字、
「浴槽」のサイズではなく「浴室全体」のサイズ
を表しています。
実際のマンションの図面でみてみましょう。
最初の2文字、たとえば1418だと「14」がバスタブの長さを表します。
「18」は浴室全体の奥行きです。
理想のお風呂のサイズは住む人のライフスタイルや
家族構成によってさまざまですが、
一般的には身長180cmの人が「14」の長さのバスタブで 少し膝をまげてゆっくり入れると言われています。
バスタブは大きさ以外の先進機能にも注目!
最近の浴槽は、
「スイッチひとつでお湯張りや保温、追い焚きなどが操作可能なシステム」は基本に、
「背もたれ部分の角度にこだわり安定した姿勢でゆったりと入浴できる浴槽」や、
「独特な質感の人工大理石を使ったスタイリッシュな浴槽」、
「汚れが付きにくく掃除が容易な材質を使った浴槽」や
「湯船へ出入りする際の負担を軽減した低床タイプの浴槽」、
「溜めたお湯が何時間たっても冷めにくいサーモバス」など、
さまざまな工夫がなされています。
浴室は「お風呂に入る」だけではない?!
また、
「雨の日や夜間でも洗濯物を乾かすことができる浴室乾燥機」や、
「一般的なシャワーよりも体の保温効果が高いオーバーヘッドシャワー」、
「Bluetoothで接続可能な防水デジタルスピーカー」など、
毎日のお風呂場をより快適に使いこなすための設備が選択可能な物件も増えてきています。
大きなお風呂はもちろん魅力的ですが、 十分にリラックスできるサイズやデザインは人それぞれ。
自分の好みや用途に合わせた「お風呂」で心も体もほぐしてくださいね。
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