2022年度 グッドデザイン賞 受賞 「住民間シェア」をコンセプトにした『リビオレゾン松戸ステーションプレミア』 

シェア

2022年度  グッドデザイン賞  受賞 「住民間シェア」をコンセプトにした『リビオレゾン松戸ステーションプレミア』 

日鉄興和不動産株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:今泉 泰彦)が開発した新築分譲マンション『リビオレゾン松戸ステーションプレミア』(総戸数112戸、千葉県松戸市本町)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する「2022年度 グッドデザイン賞」を受賞いたしました。2020年度に同賞を受賞した「+ONE LIFE LAB(プラスワンライフ ラボ)」の調査研究を反映した商品企画となっており、2021年度に受賞した『リビオレゾンTHURSDAY調布』に続き3年連続の受賞となります。

■『リビオレゾン松戸ステーションプレミア』の開発コンセプト
本件は、住民が自分の「モノ」や「スキル」をシェアできるコミュニケーションツール「シェアコム」を初導入したマンションとなります。共用部には住民間でシェアできる自由度と可変性の高い+αの空間「+ONEシェアラウンジ」とモノを受け渡しする際の保管場所「シェアボックス」を設置しました。「所有」から「共有」へ。お互いを助け合う新しい暮らしの在り方を提案しました。

【1】住民の「モノ」「スキル」「空間」を共有、便利で豊かな暮らしを叶えるマンション
スマートフォン一つでマンションの住民間の「モノ」「スキル」「空間」のシェアを日常にする住民間シェアリングエコノミーツール「シェアコム」をカスタメディア社と共同開発しました。シェアコムを通じて、マンションの住民間で「モノ」の貸し借りや売買が可能となり、マンション内のシェアBOXを利用することで365日24時間非対面で調理家電や清掃用品の貸し借りも行えます。また、一人では難しい大型家具の組み立て、冷蔵庫の移動などの助け合いや住民が持っている技能や特技を提供する「スキル」のシェアと、さらに住民のスキルを共有する「空間」のシェアの場所「+ONEシェアラウンジ」を設置することで、新たなコミュニティの形成と持続可能な共生生活を実現しました。

【2】自由度と可変性の高い理想の共用部「+ONEシェアラウンジ」
「+ONEシェアラウンジ」は自分の部屋の延長としての利用に加え、家族や友人、仕事仲間も呼ぶことができ、「ゲストルーム」「フィットネス」「ビジネス」「第2のリビング」などの使い方を想定した可変性のある共有部です。また、シェアコムを活用したイベント開催や、住民が持つネイルアートや着付けなどのスキルを共有する「空間」のシェアの場所としても利用が可能です。各用途の利用を想定した設備や備品は全て用意されており、「DIY」や「楽器演奏」も可能。さらに、スマートフォンで気軽に予約できるシステムの構築や、24時間100円/1時間というリーズナブルな料金設定も実現しラウンジの近くには、商品をキャッシュレスで購入できる便利な無人コンビニ「600」も設置しています。

■審査員から評価コメント
 マンションという暮らしの快適さと引き換えに失われる、地域や隣人などとの”近い関係性”は、現代の都市における社会課題の一つだが、この課題に対する解決策として現実性を最も持つと思われる仕掛けのひとつが「貸し借り=シェアリング」であろう。このマンション事業ではシェアの要素を前面に出すことによって、住人が初めからその仕掛けを理解し、互いに活用していくための共通認識を持てるようにしている。目的性を持ったツールや空間の運用が、マンションという凝集性のあるコミュニティによって改善・持続されていくことが期待される。

■物件概要
・所在地:千葉県松戸市本町16番6,7(地番)
・交通:JR 常磐線「松戸」駅 徒歩3分
・総戸数:112戸
・構造・規模:鉄筋コンクリート造 地上15階建
・敷地面積:740.13㎡(223.89坪)
・専有面積:25.96㎡~63.34㎡
・間取り:1DK・1LDK・2LDK・3LDK
・竣工時期:2022年2月(竣工済)
・売主:日鉄興和不動産株式会社
・設計・監理:株式会社嘉環境設計
・デザイン監修:株式会社レジデンシャルデザイン、セキスイデザインワークス株式会社
・施工:新日本建設株式会社

シェア

関連記事 #お知らせ